はじめに
旧Outlookで誤送信防止のために重宝していた配信遅延ルール。新Outlookになってその機能がなくなりましたが、新機能として提供された「スケジュール送信」があります。
なじみ深かった旧版の遅延ルールとスケジュール送信の違いとスケジュール送信の方法を本記事でまとめます。
遅延送信ルールとスケジュール送信の違い
- 遅延送信ルール：配信オプションより設定。一度設定すれば送信メール全体に影響。送信対象は送信トレイに送信時間まで保持される。
- スケジュール送信：メールごとに送信時に設定。送信対象は下書きボックスに送信時間まで保持される。
スケジュール送信になったことによる感じるメリットデメリット
メリット
- メールごとに柔軟な送信時間の設定ができるようになったので、一刻も早く送りたいメールは即時、誤送信なく後で再度確認した後で送りたい場合はスケジュール送信と使い分けができるようになった
- 特別な設定が不要となった
デメリット
- 毎回毎回送信するメールごとに設定が必要なため、すべて遅延送信でいい場合は、慣れるまでは少々手間が増えめんどくさい
- 遅延送信するつもりが誤って即時送信してしまう可能性もある
- スケジュールの送信は翌日以降がデフォルトで設定されているため、当日は毎回日からカスタマイズが必要となる
スケジュール送信の方法
- ▷送信ボタンの下の三角矢印を選択
- スケジュール送信を選択
- 送信したい日時を選択。当日送付する場合はカスタム時間を選択してください。
- 時刻を選択。デフォルトは30分で選択できますが、１分単位で入力することもできます。
これで設定した時間が来たら下書きボックスから自動的に送信されます。
スケジュール送信の取り消し手順
スケジュール送信を取り消したい場合は、以下の手順でスケジュール送信を取り消し、下書き状態に戻すことができます。
- Outlookにある下書きボックスを開く
- スケジュール済みの該当メールを開く
- 「送信取り消し」ボタンをクリックすると下書き状態に戻ります。
まとめ
以上で、『【新Outlook】「時差送信/予約送信」の新しいやり方｜旧版の「配信遅延ルール」との違いも解説』でした。
新Outlookをインストールした最初は「遅延送信ルールの設定ができない！」と焦りましたが、送信ごとに設定できることがわかったので代替機能があってほっとしました。
また慣れるまでは少し時間はかかりましたが、慣れると違和感なく使えるようになりましたので、慣れるまでの我慢かと思います。（スケジューラーは関係者のスケジュールを並べて見れないのは、いまだに全然慣れませんが。。。）
コメント