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「辞めたい」会社のすべてが嫌になり社内SEへの転職に至るまでの経緯

社内SE

はじめに

「会社を辞めたい…」「すべてが嫌だ…」そんな風に悩んでいませんか?人間関係、給料、社風、激務…すべてが嫌になり毎朝毎晩憂鬱だった私が、社内SEに転職して人生を変えた経緯をすべて公開します。

会社の何が嫌だったか

具体的には以下のような職場環境でめちゃくちゃ嫌でした。

  • まったく自由度がなくかつミスが許されない風土環境:金融系ITなので働き方がゴリゴリに標準化されており、逸脱が認められない職場環境。そしてミスしたときの報告がねちねちしていて時間の無駄
  • 「これ何のためにする仕事?」が多い環境:これ誰が見るの?っていうマニュアルを他部署にわざわざ承認をもらう必要があったり(そして何かといちゃもんをつけてなかなか承認してくれない)、意味のわからない仕事がはびこる環境。でもやらないといけない
  • 同じ仕事内容なのに、親会社出向者の方が給与高い:子会社の宿命。ポスト職は基本親会社のため昇進は頭打ちかつ給与テーブルも別次元で高水準、一方子会社社員はなかなか上がらない安月給の給与テーブル。
  • パワハラまがいな人事研修:勤務とは扱われず自己研鑽として扱われる明らかに重すぎる人事課題、後に問題となり人事研修課題も業務扱いとなる。後めちゃくちゃ人格を否定される系の研修だった。
  • 残業ありきの業務量:ほぼ毎日、朝残(無給)+36協定ギリギリ(たまに超える)の残業時間、プロジェクト末期はたまに休日出勤
  • 職場が僻地なのでとにかく遠い:通勤で往復2時間かかる日々、電車+バス(または徒歩)

当時の私の精神状態

私の精神状態は以下の状態でした。今思うとひりひりするくらいギリギリでした。

  • 次の日が来てほしくない:独身の頃は深夜1~2時頃まで寝たくありませんでした。そのため毎朝寝不足でした。行きの電車は睡眠時間確保のため終始目をつむってました。
  • 電車内で頭の中でお経のように垂れ流れてくる「会社嫌、辞めたい、行きたくない」という雑音:本気でホームから飛び降りたら楽になるとか、特定の駅を過ぎたあたりから絶望感がすごかったです。
  • 「人は良いから」とそれだけの理由で転職活動しない一種の脳死状態だ:「人が良いからやめにくい」と本気で思ってました。解放されてからは今思うとあり得ない理由でした。

言葉悪く言いますと会社に洗脳され奴隷状態で、たった少しの施しだけで「やめるのはもったいない」と思いこまされていたと思いました。私の場合は、「人はいい」、「今より好条件な企業(そもそも今思うと劣悪)があるのか」でした。皆様も心当たりあるのではないでしょうか。

妻の一言で転職をついに決意

そのような状態でなぜか何とか辞めたい気持ちで必死に会社にしがみついていましたが、普段の様子を見ていた妻からのたった一言で勇気づけられ、退職を決意しました。

無職になっても生きていけるから、とにかく一回辞めたら?

この一言でとにかく後先考えず辞めてしまおうと心に誓いました。

会社への伝え方

転職しますとは言わずに、「辞めます、一旦無職になります」といいました。今でも覚えてます。理由はあまり考えてないですが、転職活動をバレたくなかったのだと思います。

誰に対しても本音も全く言わずよくわからない理由を適当に述べて辞めるようにしました。※運良く決まった後に「一応、転職活動もしていて決まりました」と報告しました

なお、次が決まっていない状態でしたが、一刻も早く辞めたかったので、後先考えず退職日を決めました。

「現職場の社内SE」にたどり着いた経緯

無職覚悟で辞めるを決めてからは書類選考、面接とびっくりするくらい早く物事が進みました。

そしてやりたいことがあったわけでなく、ネット情報だけで今よりホワイトな環境だと信じて社内SEをめざすことにしたのですが、以下、注意して会社を吟味してました。

繰り返しになりますが無職OKなので、今以上に条件の悪い会社には行くつもりはありませんでした

  • 年間休日数:なるべく働きたくないので最低ライン完全週休2日制、125日をベースラインにしてました。
  • 報酬額:報酬額で会社のIT人材に対する考え方がなんとなく見えましたので、相場よりも安いところは避けました。
  • みなし残業の有無:目に見える爆弾。選ぶ価値なしでした。
  • 会社の雰囲気:面接に行ったときに感じる雰囲気や上からの圧力が強そうなところ、休日の社員交流をアピール・強調してくるところなど、自分が少しでも嫌だと思う、辞めとけと直感が働く会社は面接辞退・内定辞退しました。
  • 子会社でない:経験上、親会社が牛耳る環境なので転職先としてはそもそも眼中にありませんでした。

こんな感じで探してるとたまたま現職に巡り合った感じです。本当に会社を辞める1か月ちょっと前くらいだったと思います。

何個かエージェントには登録していたのですが、その中でたまたま現職を紹介してくれたのが、リクルートやdodaではなく、以下「パソナ」でした。

エージェントの紹介企業も、玉石混合で正直ありえない見るからにブラックな企業もありますが、複数社エージェントを登録しておくと他にはない企業も紹介いただけるので、転職活動する際は面倒ではありますが複数社に登録しておくことをおすすめします。

エージェントはあくまでも募集要項に合致する求人を提供してくれる、職務経歴書の添削をタダでしてくれる人たちと考え、提供された求人から良い条件の求人を「うまく見つける」のに利用していた感じでした。

転職して人生がどう変わったか

結論、前の会社が本当に自分にはあっていなかったと痛感、人生大きく変わりました。

  • 仕事ができないのではなく、ただただ環境が誤っていた認識できた:自分は同期と比べると仕事ができないと思ってましたが、転職先では何不自由なく働けることがわかりました。他では通用しないと言われるかもですが、環境が変われば通用します。
  • 仕事の進め方に標準化がなく、自分で考え行動できる:やり方は存在しないので、自分で考えて案件を進められる、これが自分に合っていると痛感しました。
  • 親会社からの出向がないため、待遇に差がない:同一労働同一賃金で不公平さは全く感じなくなりました。
  • 人事研修が通常業務の負担と感じない、パワハラ感が全くない:ブラックな研修を当たり前と思っていたため、人事からの圧力を全く感じない人事研修でした。
  • 激務から解放され、業務が立て込むときを除き、時間に結構余裕が生まれた:朝サビ残、残業が減り、帰宅後の自由時間ができました
  • 休みが増えた:お盆(前、なかった)、GW(前、暦通り)、お正月(前、金融機関に準じて31~3日のたった4日間)といった大型連休がかなり長くなりました。
  • 妻から転職してくれて本当に良かったと言われた:転職前の精神状態が本当に心配だったようです。

まとめ:今苦しんでいるあなたへ

以上で、『「辞めたい」会社のすべてが嫌になり社内SEへの転職に至るまでの経緯』でした。

辞めたいなら、私の実体験から後先考えずに辞めたらいいと思います。人生、なるようになると思います。

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