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社内SEになって初めて知った企業のアプリケーションに対する考え方について

社内SE

はじめに

アプリケーションベンダーから社内SEに転職してから知った、IT部門以外の部署・経営層のアプリケーションに対する考え方をまとめます。

社内SEとしてはある種、負の側面ではありますが、本気で転職を希望される人には事前に知っておいてもらえたらと良いのではと思います。

なお他の企業は違う可能性もありますので、必ずしもすべての企業が同じとは限らないことご了承ください。

会社の利益にならないので稟議を通すのに気を使う

アプリケーションにも色々ありますが、業務アプリケーションに焦点を当てますと、基本会社の利益にならない「経費」となります。

そのため、業務上必要なアプリケーションであっても稟議を通すために、事前に経営層に根回しをしたり、同一条件で少しでも安価なアプリケーションベンダーを探すのに時間を要します。

私個人的な経験則ですが、特にEOLに関連するリプレース関係が何も機能的に変わらないのに、高額な費用が必要となるため経営層への説明に毎回悩みます。

アプリケーションの保守運用は無償でないことを理解していない

アプリケーションの修正はすぐに簡単にできると思っているユーザが一定数います。何か業務に支障があって「早急に改善してほしい」と言われるケースがありますが、そんな簡単なものではないことをなぜかアプリケーションに関しては理解していないユーザが多い印象です。

例えば工場のライン設備追加や建物増築などの有形固定資産はすぐにできないのはイメージつかれているはずなのに、無固形資産であるソフトウェア(アプリケーション)はなぜか理解してもらえてません。

アプリケーションの改修は言い換えれば建物を増築するようなものなのに、簡単にここを修正してほしいと問い合わせしてきます。確かに内製アプリケーションだと社内の人件費だけで済みますので無償に見えますが、外注している分はそうはいきません。問い合わせするだけでもお金がかかっていることを理解いただきたいものです。

(個人的には)アプリケーションの根幹でないどうでもいい小さな機能にこだわりがある

業務アプリケーションをスクラッチで作成または可能な範囲でカスタマイズする際、業務の根幹にかかわる部分より、本当に小さい機能についてユーザ内でもめて時間がかかることがあります。具体的には、ラジオボタンかドロップダウンリストどっちがいいかとか、ラベル文言をどうするとかだとか。

確かに実物がないので根幹となる箇所のイメージが付きにくいのは致し方ないですが、それでもアプリケーションの端っこの部分に対するこだわりで、時間オーバーになることが多々あり、アプリケーションを利用しない社内SEとしては正直無駄に思える時間が発生します。

まとめ

以上で、『社内SEになって初めて知った企業のアプリケーションに対する考え方について』でした。ITベンダーにいると気づかなかった当たり前と思っていたことが、転職すると全く違った状況になると思いますので、そのことを理解した上で社内SEを目指されてはいかがでしょうか。

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色々書きましたが、私はただただITベンダーにいるのが嫌すぎて、無職になること覚悟で転職活動してました。たまたまパソナでいい求人に出会えて、今のところは満足してます。色々調べることも大事ですが、20代若手でしたら勢いも大事かと思います。

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