【備忘録】社内SEなら知っておきたいAzure仮想ネットワーク、VM構築時にでできた各種キーワード

Azure

はじめに

Azure上での仮想ネットワーク構築、仮想サーバ構築時に初耳の横文字が頻発しましたので、備忘録を兼ねて、自身の理解をまとめます。なおイメージを掴むためのものであり、厳密にいうと違うところもありますため、その点はご了承ください。

ExpressRoute

オンプレ環境と仮想ネットワーク(サブスクリプション)を専用回線で繋ぐイメージ。これを繋げば、パブリッククラウドであるAzure上の仮想ネットワークがほぼ自社ネットワークと化すため、ドメイン参加可能であり、パブリックIPを設定しなければオンプレ外からの接続は不可とできる。

Azureハイブリット特典(AHUB)


持ち込みOSまたサブスクリプションOSの割引特典。基本的にAzureのOSを使うとOSの利用料も従量課金の対象となるが、OSを持ち込むまたはサブスクリプションでOSを購入すればOS分の従量課金は除かれる。

ReservedInstances(RI)

1年間、3年間と事前に予約購入することで割引を受けられる。なお、RIの範囲は予約購入したリージョン、サブスクリプション、サイズ分だけ自動的に適用されるため、適用するVMを自分で選ぶことはできない。なお全てのVMを停止しても、RIが減額されることはない。

サブスクリプション

いわゆる主契約(ベンダー単位)のこと。全ての仮想リソースはサブスクリプションに紐作く。サブスクリプションをまたいでの仮想ネットワーク間の接続も可能。

インスタンスタイプ

CPU数、メモリサイズ等のマシンスペックを決める。利用用途に応じてシリーズを決めることになるが、正直作ってみないとわからないところが多い。D,Fファミリシリーズで一時ディスクありが個人的には無難なところ。

正直よくわからない理由は以下の通り。

  • 同じようなスペックで異なるシリーズが存在する:利用料が安価なほど開発環境向けの模様
  • 一時ディスクの有無:あるなしで処理のパフォーマンスに影響する。基本あるほうが効率的とされているが、比較したことがないので正直わからない。一時ディスクがあるほうがもちろん利用料はその分高い
  • ディスク種類:パフォーマンスに影響。良いディスク(高パフォーマンスな)ほど利用料は高くなる

まとめ

以上で、『【備忘録】社内SEなら知っておきたいAzure仮想ネットワーク、VM構築時にでできた各種キーワード』でした。横文字キーワード以外で一番わからないのが果たしてランニングコストがどれくらいになるのか、これも試算はできますが使ってみないとわからないところであります。

ブロードコムに買収されてからのVMのライセンスもバカ高くなりましたので、社内SEとしては悩ましい種だらけですね。

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