はじめに
社内SEは暇なタイミングが訪れます。具体的には営業日200日換算ですと、合計すると体感30日くらいは暇を感じてます。現役の社内SEがどういったタイミングで暇を感じているか、また暇なとき何をして過ごしてるか紹介します。社内SEへ転職を希望されている方の助けになればと思います。
※なお一例であり、すべての社内SEに該当する内容かわかりませんのでその点はご了承ください。
どういった時に暇が訪れるか
私は社内SEでも開発側の人間ですので、基本的にはプロジェクト単位で動きます。運用メインだとプロジェクトというよりは定常的な業務(キッティングやIT機器に対するトラブル対応)がメインなので、波はあまりない印象です。私の場合ですが、以下のタイミングで暇時間に突入します。
- プロジェクトないとき:プロジェットは基本並行して持ってますが、プロジェクトないタイミングもあります。その時は結構暇でそれなりに手を余してます。
- 待ち状態のとき:ベンダーやユーザからのアクション待ち(QAや設計・製造、ユーザ検証)状態のとき、暇が生まれます。特に開発フェーズ以降は待ちが比較的生まれやすいです。
- やることが本当に何もないとき:プロジェクト以外でも保守対応(ユーザからの問い合わせ)がありますが、その保守対応もなく、完全に暇になるときもあります。
暇なとき社内SEは何をしているのか
やることがないのも続くとつらいものですので、そのような時は以下のことを行っています。
- 突発的なトラブル・問い合わせの積極的な対応:日常業務としていわゆるユーザからの問い合わせ業務を積極的に取りに行きます。すぐ終わってしまうものもあれば、なかなか手強いものを引いてしまうこともあります。
- 特殊な対応手順の可視化:上記突発的な対応後、今後も汎用的に使えそうな対応手順の場合は、手順書として資料まとめるようにしてます。そうすることで、今後同じようなトラブルが発生した場合、自分以外も効率的に対応できる環境を整えておくようにしてます。
- 技術取得:社外でも使えそうな技術取得を励んだりしてます。私の場合は、現在はMS365関連(EntralD、ExchangeOnline、SharePoint)やAzureVMといったMicrosoftサービス関連に触れる機会が多いです。
開発系の社内SEには暇が意外と重要
個人的には暇な時間をどう過ごすかで社内SEの人生は左右されると思っています。その時間に私の場合は積極的に技術取得をして、会社内で自分ができることをSIer時代よりも増やしてきました。
会社には日常ではなかなかな触れることができないビジネス向けのプラットフォームやクラウドサービスが準備されてますので、自分のために暇な時こそ、その会社資産を活用して自分を成長させる時間に充てるのが一番暇な時間の有意義な過ごし方だと思います。私の経験ではありますが、その暇な時間で取得した技術で、結果的に自分のためだったのですが会社にも還元することができています。
まとめ
以上で『【転職】現役社内SEが語る社内SEの業務に暇はあるのか』でした。社内SEには暇な時間がありますので、繰り返しになりますがどう過ごすかが重要だと思います。
社内SEに転職を考えられており技術もある程度磨きたい場合は、訪れる暇な時間を活用して、自身の技術もある程度磨ける環境はあると思っていただければと思います。
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